2009年 08月の記事一覧 | 痩せるダイエット

ドラッグストアとはいえ、化粧品売り場に足を運ぶこと自体が久しぶりの行為だったので、テンションが変にあがって仕方ありませんでした。狭い化粧品コーナーを端から端までなめるように眺めて回り、吟味に吟味を重ねて最低限の化粧品をそろえました。
少し調子に乗って、入口付近に山積み特売になっていた「ひと晩でお肌ツルツル・ヒアルロン酸入りマスク」も購入し、ほくほくで帰宅しました。その晩、早速ヒアルロン酸入りマスクをしてから寝ようとした時、ふとヒアルロン酸ってなんなのだろうという事が気になりました。

早速パソコンを開いて調べてみたのですが、難しい科学式がずらっと並んで詳しくはよくわかりませんでした。そんなヒアルロン酸ですが、お肌にいいと言われているだけでなく、最近ではバストアップやしわやたるみ改善のためのヒアルロン酸注入（注射）で有名になっているようです。特にバストアップの方法としては、おおがかりな美容手術とは違い、注射で簡単に豊胸が可能になるということで注目を浴びているようです。

「髪は女の命」といいますが、私自身それほど女らしさを追求する方ではなかったのですが、そんな私でも驚くほどの量の髪の毛が抜け、お風呂の後の排水溝などはちょっとしたホラー映画さながらの抜けっぷりでした。こういった症状は生理が再開するころにはかなりおさまっていましたが、やはり、気にはなったので、女性ホルモンの分泌にいいといわれる健康食品や健康食のレシピを調べたりして料理を作ったりもしました。

幸いなことに、こういった女性の健康情報はインターネット上にもたくさん掲載されていたので、解決策はたくさん見つかりました。市販されている「赤すぐ」や「たまごくらぶ」などの育児雑誌もかなり参考になりましたし、同じ症状で悩む女性同士、連帯感を感じられる内容でとても励まされました。

女性が誰もが憧れる美しさの代表としての仕事のひとつに、ファッションモデルがあります。モデルさんというと、すらっと高い身長と細い手足などが特徴としてあげられます。しかし、そうした「痩せている」ことを「美」としてきたファッションモデルの世界に大きな変化がやってきているようです。

２００６年１１月にブラジル人モデルのアナ・キャロリーナ・レストンがストレスによる拒食症が原因で死亡しました。この事件
を受けて、スペイン、イタリア政府は同年１２月に「やせすぎモデルは、少女たちに異なった思考を植え付ける」とし、ＢＭＩ（ボディマス指数というヒトの肥満度を表す指数）が１８以下のファッションモデルのファッションショー出演を禁止にしました。アナの死がきっかけに、痩せすぎが原因で死亡したモデルの事例が次々に発覚し、「痩せすぎ＝不健康」という指摘が強まりました。健康であることが女性の美しさにつながるとうい考え方への方向転換がおこなわれようとしているのです。