メタボリックの記事一覧 | 痩せるダイエット

メタボって何?

最近新しく生まれた「メタボ」という言葉が一般にも広く使われるようになりました。メタボとは略語で、正式にはメタボリック・シンドロームまたは日本語ではメタボリック症候群と言います。


ところでこのメタボリック・シンドロームという言葉が分かったところで今ひとつ何のことを指しているのかピンと来ません。生活習慣がもとで太ってる人やお腹が出ている人のことを言うのでは、というおぼろげなイメージはあるのですが、正式にこれがメタボリックシンドロームであるという基準を知っている人はそれほど多くはありません。

2014年03月16日

カテゴリ: メタボリック

メタボにどうしてなるの?

それではメタボはどうしたらなってしまうのでしょうか。メタボの原因について考えてみましょう。


メタボとは具体的な数値の条件を満たすことによって診断されます。そうした数値を上げてしまう原因になるのが、内臓脂肪です。内臓脂肪というのは皮下脂肪と違って、体内の内臓につく脂肪のことです。皮下脂肪と違って、内臓につく脂肪は内臓の機能を低下させることがあるため、内臓の数値に異常を起こさせるのです。世界の珍味として名高いフォアグラ。これはガチョウの口に餌の管をつけて無理矢理餌を大量に食べさせます。そうすることによって内臓に脂肪が蓄積し、脂肪肝になります。要するにメタボに近い状態です。その肥大した肝臓を食べるのがフォアグラです。メタボというのはこのフォアグラに似た状態になっているということを考えると、どれくらい異常な状態なのか分かります。


内臓脂肪がたまる原因は、主に運動不足と食生活の偏りです。実際によくあるケースを例に考えてみましょう。40歳のサラリーマン男性の場合、仕事は働き盛りなので忙しいと思います。年齢的に体力は落ちてくる時期で時間もないことから運動量が減ってしまいます。ですが会社の付き合いやストレスなどで飲んだり食べたりする機会が多くなります。しかもそれについても時間が不規則…こんな生活を続けていると内臓脂肪がたまります。まだ症状もなく静かにメタボが進行している状態ならちょっとお腹が出てきたなぁという程度で大して気にもなりませんが、この生活を続けているといずれはメタボ、そして生活習慣病となります。


特に注意したいのは、見るからに太ってきているという人だけでなくメタボはやせているように見えても内臓にはしっかり脂肪がついている、というケースが少なくないことです。“痩せの大食い”なんて言葉もありますが、そんな人はもしかしたらメタボ予備軍かも知れません。


これをお読みになってお分かりいただけたと思いますが、メタボは何か病原菌が感染してなるという病気はありません。あくまでも生活習慣の結果、つまり自分の責任というわけです。逆に考えるとメタボは自分の心がけ次第で予防も改善も出来るので、今後メタボの可能性がある人はもちろん、すでにメタボになってしまっている人でも決して遅くはありません。生活を改善すればいくらでも良くなるのですから。生活の改善、その中でも特に食生活を改善するだけで大きく変わってくるはずです。

2013年03月19日

カテゴリ: メタボリック

脱メタボダイエット

メタボの対策として、最も簡単に思いつくのがダイエットです。余分の脂肪を燃焼してしまってスリムにして、メタボからの脱出するわけです。


皮下脂肪がついてしまった人のダイエットは体型をスリムにするためのものです。メタボのためのダイエットは見た目をスリムにするというわけではなく、内臓についた脂肪をダイエットしようとするものです。摂取するカロリーよりも消費するカロリーが多ければ自然に脂肪が減っていく、というのはダイエットの基本的な考え方です。もちろんメタボの対策としてのダイエットでもこれは変わりません。ですが内臓脂肪に注目したダイエットをすれば、通常のダイエットよりもさらにメタボ対策として効果的なはずです。ここではメタボ対策ダイエットについてお話しいたします。


ダイエットの基本は食事と運動。食事については規則正しく一日3食の食事をしっかりと食べて、食事以外に間食はしないようにしましょう。食事についても肉よりも野菜中心で和食っぽいものがおすすめです。肉類や脂っこいもの、また砂糖が多く使われているジュースなどは控えましょう。


次に運動。運動は何も激しい運動を何度もする必要はありません。少しずつでも毎日続けられることのほうが大事です。筆者もメタボ予防を兼ねて太らないように自転車をよく利用しています。外出のほとんどを自転車で移動するようにして、それだけで一日30分以上は乗っています。ウォーキングも効果的で、15分以上継続して歩くと有酸素運動が始まるので体脂肪が燃焼します。普段エレベーターで上がっていたところを階段にしてみたり、バスの停留所をひとつ遠いところにしてその間を歩くようにする…普段の生活の中でやれることはいくらでもありますので、まずは出来ることから始めてみましょう。


自分の内臓脂肪を知るために、体脂肪計があるとさらに便利です。

2012年04月21日

カテゴリ: メタボリック