2009年 01月の記事一覧 | 痩せるダイエット

糖尿病治療薬の副作用

スルフォニル尿素薬とビグアナイド薬は食欲が低下するという副作用があるので、それを利用して肥満になっている糖尿病患者によく用いられます。また、新しい薬として最近注目されている薬もあります。これまでの薬がインスリンの分泌を促進する方向性だったのに対して、このインスリン作用増強薬はその名の通りインスリンの作用そのものを高める働きを持っています。他にもαグルコシダーゼ阻害薬(多糖類の消化吸収を遅らせ、食後の高血糖を防止する薬)や速攻型インスリン分泌促進薬などの薬があり、実際の治療現場ではこれらの薬を組み合わせて処方します。

但し、これらの薬物療法は基本的にインスリンがある程度まだある人にのみ有効です。先天的にインスリンが分泌されない1型糖尿病の人や2型糖尿病でも症状が進んでインスリンが出ていないという場合には効果がありません。あくまでも、少しでも出ているインスリンの効果を高めたりインスリンの量を増やしたりするためのものですから。

2009年01月30日

カテゴリ: 糖尿病

二重のプチ整形

まずは手術ということなので、入院が必要であったり、長期にわたって仕事を休む必要があるのか、という点です。これは筆者もちょっと気になりました。よく芸能人がハワイなど海外に行って充電している、という時期がありますが、これはよく整形手術のために時間を取っているという話を聞いたことがあります。

ということは一般の素人であっても整形手術をしたら長期にわたって人前に出られない状態になるのでは、という疑問がわきます。この点については、術式にもよりますがおおむね2~3日あればOKです。手術そのものは短いものなら15分程度、長いものでも1時間程度で終わるものばかりです。後はその後に腫れが残ったりするので、その腫れが引く期間を考慮に入れると2~3日となるわけです。

2009年01月29日

カテゴリ: 二重まぶた

漢方と薬で内脂肪対策

体の問題を解決するのに何かと頼りたくなるのが漢方薬。何せ中国4000年の歴史が生んだ知恵と実績がその信頼感をさらに増幅させています。漢方でメタボは解消できるのか、それも含めてメタボと漢方についてお話ししたいと思います。


現在薬局ではメタボ対策の薬がよく売れているそうです。例えば小林製薬の「ナイシトール」。“内臓脂肪をとーる”というニュアンスなのでしょうか、実に分かりやすいネーミングは小林製薬の伝統です。ポッコリと出たお腹を輪切りのようにして取り出し、それをすっきりさせるというテレビコマーシャルはなかなかインパクトもあり、これも売れ行きに貢献していると思います。


次によく売れているのがロート製薬の「ロート防風通聖散錠」。これもメタボ対策のための薬として発売されたものです。このロートの薬では実際に商品名に登場していますが、これらの薬には「防風通聖散」という漢方薬の処方が用いられています。つまり、名前は漢方っぽくないですが立派な漢方薬です。


防風通聖散には肥満、便秘、むくみなどを改善する作用があるとされる漢方薬で、いわゆる皮下脂肪ではなく筋肉質な人のダイエットなど、やはり内臓脂肪のダイエットに適しているものです。漢方はすぐに効く対症療法ではなく、続けていると徐々に結果が出ると言う類のものです。防風通聖散は気長にやってみるのが良いと思います。


漢方ではありませんが、メタボ対策の商品として最近売れているものをご紹介しましょう。まず筆頭に上がるのがサントリーの「黒烏龍茶」。烏龍茶はそもそも脂肪を分解する作用があることで知られていますが、黒烏龍茶となるとものすごく濃い印象を与え、いかにも内臓脂肪に効果がありそうな気がしてきますね。黒烏龍茶は特定保健用食品、いわゆるトクホです。同様に花王の「ヘルシア緑茶」も同じくトクホで、続けていると内臓脂肪を減らす効果があることが証明されています。


サンザシという果物をご存知でしょうか。赤いリンゴのような果実で、大きさはリンゴよりも小さいのでちょうど姫リンゴのような感じです。この果物もメタボ対策に効果アリとされており、大変注目を集めています。元々は中国の果物で、食べ過ぎた時の消化薬として利用されてきました。サンザシを使った商品も続々登場しており、すでに発売されているメタボ対策薬などとあわせていかがでしょうか。もちろんこれらの商品だけの力ではメタボ対策として万全とは言えません。バランスの取れた食事と適度な運動が必要なのは言うまでもありません。

2009年01月29日

カテゴリ: メタボリック