糖尿病治療薬の副作用 | 痩せるダイエット

糖尿病治療薬の副作用

スルフォニル尿素薬とビグアナイド薬は食欲が低下するという副作用があるので、それを利用して肥満になっている糖尿病患者によく用いられます。また、新しい薬として最近注目されている薬もあります。これまでの薬がインスリンの分泌を促進する方向性だったのに対して、このインスリン作用増強薬はその名の通りインスリンの作用そのものを高める働きを持っています。他にもαグルコシダーゼ阻害薬(多糖類の消化吸収を遅らせ、食後の高血糖を防止する薬)や速攻型インスリン分泌促進薬などの薬があり、実際の治療現場ではこれらの薬を組み合わせて処方します。

但し、これらの薬物療法は基本的にインスリンがある程度まだある人にのみ有効です。先天的にインスリンが分泌されない1型糖尿病の人や2型糖尿病でも症状が進んでインスリンが出ていないという場合には効果がありません。あくまでも、少しでも出ているインスリンの効果を高めたりインスリンの量を増やしたりするためのものですから。

2009年01月30日

カテゴリ: 糖尿病


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