なぜメタボはいけないの? | 痩せるダイエット

なぜメタボはいけないの?

国の本音としては、まだ実際の病気になっていないものの将来的に何らかの病気になるリスクが高いメタボをその段階で食い止めたいという考えています。将来にわたる医療費を削減したいのです。


ご存知のように健康保険は本人負担が3割なので残りの7割は健康保険組合が負担しています。そこに国の財政が使われているので、この医療費負担は国庫を大きく圧迫しています。メタボ対策を進めることによって、この部分の国庫負担を将来にわたって軽くしたいということです。


この制度は義務化となっているのが特徴で、義務ということは必ずしなければならないということです。もし違反すると健康保険組合への助成金がでなくなりますし、一定期間内の減少率が国の基準に達していない場合は事実上の罰金というペナルティまであります。


つまり、言われた通りにメタボ検診をやっているだけではダメで、それによる結果までも求められているのです。これを受けて最近では特に大企業などでメタボ対策として社内のエレベーターを使わない運動をしたり、勤務時間中に体操の時間を設けたりするなど、具体的な対策に乗り出しています。


国の意図や健康保険組合の意図はどうあれ、これは私たちの健康を増進する上で有意義なことです。この世の中の動きをチャンスと考えて、メタボ対策をしっかりと行いたいものです。

2008年12月31日

カテゴリ: メタボリック


脱毛機器 »
« アルコールによる口臭を予防するには?