アメリカのサプリメント | 痩せるダイエット

アメリカのサプリメント

サプリメント=ビタミンと言っても過言ではないほど、サプリメントの代表成分のビタミンですが、発見されたのは1910年代で、それ以後、サプリメントとして消費されるようになりました。1938年には、ラベル表示の誇大表現が取り締まられるようになり、食品・医薬品と化粧品法(Food,Drug,and Cosmetic Act)が制定されています。

サプリメント産業がNHF(全国健康連盟;en;National Health Federation)を組織し、ロビー活動(私的な政治活動)をスタートさせたのは1950年代で、この背景にはアメリカ食品医薬品局(FDA)が強硬姿勢を見せ始めたことが挙げられます。

サプリメントの表示ラベルに欠乏症ではない場合には必要ないと表示するよう、1962年にFDAは提案していますが、この時にはNHFから4万通もの抗議の手紙が届けられました。そうした抗議の声を受け、1966年にFDAは、提案の表現を弱めましたが、更に200万通以上の抗議が手紙を集める結果になっています。

サプリメントを医薬品に分類することが禁止されたのは1976年のことで、食品・医薬品と化粧品条例が改正されました。有名なロック・フェスティバルやレイヴでスマートドリンク(en;Smart drink)が流行ったのは1980年代のことです。スマートドリンクはビタミンやアミノ酸などが配合されたドリンクですが、これがアルコール飲料の代わりに飲まれました。

けれどFDAにより、「スマート=頭がよくなる」という言葉の使用は禁止が警告され、また、この頃食事と生活習慣病との関係が判明したことによって食生活指針が策定されていますが、こうした影響で今度は食品の効能表示が増加される傾向になりました。

2009年12月30日

カテゴリ: サプリメント


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