糖尿病の診断基準 | 痩せるダイエット

糖尿病の診断基準

もしかしたら自分が糖尿病かもしれない、と思った人が医師の診察を受けて、本物の糖尿病患者として診断されるには基準があります。これは日本糖尿病学会というところが「糖尿病と診断するための手順」としてガイドラインを設けているもので、これによると以下の条件を満たすと糖尿病だということになります。

空腹時血糖値が126mg/dl以上、75gOGTT2時間値が200mg/dl以上、随時血糖値が200mg/dl以上となっています。これらの中で、別の日に行った検査も含めて2回以上確認できれば糖尿病と診断して良い、とあります。あくまでも機械的な基準ですが、この数値を満たしていると体の状態がどうあれ糖尿病と診断して良いという状態にあります。ここでのポイントは、これらの数値はブレが大きく1回検査しただけでは断言してはならないという点にあります。よほど他にも糖尿病であることを示す決定的な検査結果や症状がない限りは2回以上の検査結果を根拠にしないと糖尿病と診断は出来ないようになっています。ただし、生活習慣病の研究はまだまだ発展途上の段階にあります。この診断基準も従前のものを1999年に改訂しているという経緯がありますので、今後も改訂される可能性があります。

2009年02月02日

カテゴリ: 糖尿病


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