糖尿病の初期症状 | 痩せるダイエット

糖尿病の初期症状

まず、やたらに喉が渇き、そして尿の回数が多くなります。つまり飲み物を異常に欲しがるようになります。これは消化を助ける=血中糖度を下げる働きを持つインスリンが正常に産出されていないことから、血中の糖度が高いままになってしまいます。この異常事態を解決するため、血液を薄めようとして水分を要求します。このせいでやたら喉に渇きを感じ、飲み物を欲しがるようになるのです。もちろんそれは体に吸収される水分量を超えているので、その分尿として出る量が多くなります。

次に、体の疲れが取れにくくなったり、異常にだるくなったりします。これは理由を聞くと結構怖いのですが、糖尿病になると尿の中に糖だけでなく大事な筋肉組織や骨、さらには細胞の動きに重要なミネラル分までもが溶け出して流れてしまいます。このため、体内に必要な栄養素や物質が不足してしまい、脳にも回りにくくなるためボーっとしてしまったりだるくなったりします。

3つ目に、食欲が異常に強くなり、その割には体重は増えず逆に減少します。これは前の項でお話した通りです。膵臓からインスリンが生産されなくなるため、食べ物をしっかりと消化できないため栄養素をそのまま排出してしまいます。そうなると生命維持に必要なエネルギーを筋肉や脂肪から取るようになるため、その分痩せます。これはぱっと見では喜ばしいことに感じますが、この状態を続けていると食べ物から栄養素を取れない体になってしまい、この循環から抜け出すことが出来なくなります。

2009年11月08日

カテゴリ: 糖尿病


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