ストレスによる口臭 | 痩せるダイエット

ストレスによる口臭

起床時や空腹時の強い口臭は生理的口臭といい、睡眠中や空腹時は唾液量が減少して細菌が増加するのが正常ですので、特に問題はありません。唾液腺は交感神経と副交感神経の二重支配を受けてバランスをとっている状態にあります。

交感神経には、唾液を抑制する働きを持ち、逆に副交感神経は唾液を分泌させる働きを持ちます。食事の際には、口腔内で受けた刺激が副交感神経へと伝達され、唾液の分泌を促すように脳に指令されます。現代社会では、受験戦争や仕事、対人関係など、多くのストレスが存在します。

ストレスを日々全く感じない方は珍しいでしょう。従ってこの交感神経と副交感神経がうまくバランスのとれない状態が発生してしまいます。外部からのストレスや緊張が続く状況で、優位となるのは交感神経です。交感神経が刺激され、唾液の分泌が抑制されてしまい、緊張状態が長く続くにつれて唾液は出にくくなります。例えば他人の前でスピーチをすると、口の中が突然カラカラに乾くなど、経験のある方も多くいらっしゃると思います。

2009年11月11日

カテゴリ: 口臭


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