食べてダイエットする時代? | 痩せるダイエット

食べてダイエットする時代?

テレビやラジオ、インターネットで「ダイエット」という言葉を目にしない日は無いように思います。


ほんの少し前まで「ダイエット」といえば、「まずい、時間がかかる、面倒くさい」というイメージをともなうものでしたが、最近は「おいしい、短期間、簡単」といううたい文句がよく目につくようになりました。先日、近所の書店に足を運んだ際にも、料理本のコーナーには「簡単ダイエット料理レシピ」「一週間でやせる!簡単ダイエットレシピ集」などと書かれたダイエットレシピ本がたくさん並べており、店頭の目立つコーナーにも「メタボリック解消に」と称されたダイエットレシピ本が平積みにされていました。


「ダイエット」という言葉は、もともと英語では食物、日常的な食事、餌という意味で、「ダイエットコントロール」「ダイエットセラピー」の略語として食事療法のための「規定食」をさし、日本でももともとは医療用語として使用されてきましたが、だんだん「減量のための食事制限」という使い方だけが大きくとクローズアップされるようになり、いまや、「瘠せる」という部分だけがひとり歩きし、もともとの「食事」という意味さえとっぱらった「減量」全般をさす和製英語に変質してしまっています。


つい最近、友人から、ダイエットの簡単レシピの説明を延々と受けました。後日、「おいしいダイエットレシピ」の載っているブログのURLが大量に添付されたメールをプレゼントしてもらいました。もつべきものは友達ですね。すっかり友人に感化された私も、ダイエットご飯のレシピの載ったサイトのお気に入りリンク集を作ってみたり、テレビの「節約!ダイエットレシピ特集」などをビデオにとってメモをしてみたりしはじめています。


「ストレス」が何よりも大敵とされ、生活習慣病が蔓延する現代社会では、「おいしい、短期間、簡単」な「ダイエット」が重視されるのはすごく自然なことかもしれません。また、ダイエットフードをたくさん買い込むことよりも、「オリジナリティ」と「手作り感」を満足させてくれ、なおかつ生活費まで「ダイエット」させてくれるダイエットレシピはこれからもどんどん増えていくことと思います。

2009年01月29日

カテゴリ: ダイエットレシピ


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